主なゴキブリは2種類
あまりじっくりは見たくないゴキブリ。食品関係の施設では、大きく分けて2種類のゴキブリを見かけます。それらは、クロゴキブリとチャバネゴキブリです。見た目も生息方法も異なり、駆除のしかたも異なります。
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クロゴキブリ
クロゴキブリ(成虫):米粒を喫食中
行動範囲が広く、一般家庭や屋外でも見かける。幼虫は赤茶色のためチャバネと間違えやすい。羽があり、短距離は飛べる。
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チャバネゴキブリ
行動範囲は狭く、温かい場所を好む。冷蔵庫の側や配電盤などに生息。羽はあるが、飛べない。チャバネゴキブリ:タイル壁面に生息
何が違う?
クロゴキブリとチャバネゴキブリの違いはなんでしょうか?以下にまとめてみました。
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色が違う
名前の通りクロ(黒)とチャ(茶)の違い。 -
形とサイズが違う
チャバネの方が、クロより細長く小さい。
![クロゴキブリとチャバネゴキブリの違い(サイズ・色・模様) クロゴキブリとチャバネゴキブリの違い(サイズ・色・模様)](https://morewellblog.wordpress.com/wp-content/uploads/2012/04/20120424_e382afe383ad_e38381e383a3e38390e3838de382b4e382ade38396e383aa_e98195e38184.png?w=450&h=349)
クロゴキブリとチャバネゴキブリの違い(サイズ・色・模様)
<ポイント>
サイズが同じくらいで色も茶系のため、クロゴキブリの若齢幼虫とチャバネゴキブリを間違えやすいようです。
よく見ると、チャバネの方が細長く、黒い模様が入っています。形と模様で区別しましょう。
駆除方法も異なる
性格が異なるため、駆除の方法も違います。
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クロゴキブリ
行動範囲が広いため、主に液状の殺虫剤を床面などに噴霧します。スプレー式の殺虫剤も併用します。 -
チャバネゴキブリ
ペースト状の食毒剤を生息場所に塗布し、食べさせることで時間をかけて確実に駆除します。クロ用の殺虫剤は使いません。
食毒剤の施工については、過去の記事「ゴキブリ用の食毒剤施工ってどんなもの?」をご覧ください。
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